秋の小豆島で楽しむオリーブ収穫祭とおすすめスポット特集| 土庄雄平が行く 新しいフェリー旅#5

新しいフェリー旅

人気のトラベルライター土庄雄平✕ジャンボフェリーのコラボ連載!2024年7月1日よりのダイヤ改正を記念して、読者の皆様に、8時15分神戸発のジャンボフェリーを利用して旅する、観光情報をお届けします。
第五回目は、オリーブ収穫祭を中心に、オリーブにまつわる情報をご紹介。ぜひご覧ください。

土庄雄平

土庄雄平

トラベルライター/フォトグラファー。雑誌や新聞、旅行情報サイトで記事を執筆するほか、数々のフォトコンテストで入賞実績をもつ。得意ジャンルは自転車旅・山岳旅・島旅・秘湯旅・旅とキャリア・グルメの6つ。ペンネームの『土庄(とのしょう)』は、トラベルライターの活動の原点となった大好きな小豆島の地名から拝借している。

秋の小豆島で楽しむオリーブ収穫祭とおすすめスポット特集

秋の小豆島を訪れるなら、オリーブ収穫祭に足を運んでみてください。
実は、小豆島は日本で最初にオリーブの栽培が成功した場所です。異国情緒漂うオリーブの風景に包まれながら、島ならではの文化を体験できます。今回は、オリーブ収穫祭と一緒に訪れたいおすすめのオリーブスポットもご紹介します。

秋の小豆島を満喫!「オリーブ収穫祭」でオリーブ文化に触れる

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オリーブの新漬

小豆島のオリーブ収穫祭は、毎年秋に小豆島オリーブ公園で開催される地元の伝統的なイベントで、オリーブの収穫を祝う盛大なお祭りです。島の郷土料理が振る舞われたり、特産品が豊富に揃うなど、地元の人々と観光客が一緒に楽しむ賑やかな雰囲気に包まれます。

オリーブの収穫体験やオリーブの丘の散策、オリーブを使ったクラフト作りなど、さまざまなオリーブ関連のプログラムがあり、家族連れにも大変人気です。小豆島の美しい自然とオリーブ文化を存分に楽しめる貴重な機会となっています。

オリーブ収穫祭2024のスケジュールですが、10月20日(日)に大収穫祭が開催され、その後10月21日(月)から11月30日(土)まで収穫祭が続きます。イベント内容は、ぜひオリーブ収穫祭2024特設サイトをご確認ください。

<おすすめイベント>

◆オリーブ収穫体験
・10/22(火)~11/30(土)※毎週月・金曜日を除く
・10:00~10:45
・当日8:30~の先着(20名程度)受付
・おひとり様500円

◆オリーブの丘散策
・10/26 (土)・27 (日) 11/2 (土)・3 (日)・4 (月)
・9:00 ~12:00・13:00 ~16:00
・無料

◆オリーブ農園スタッフ募集
・10/22 (火)~11/28 (木)
・9:00~16:00 ※1時間休憩有
・各日5名程度(要予約)

◆オリーブ染め教室トートバッグづくり
・10/28 (月)
・13:00 ~16:00
・15名(要予約)
・2000円

小豆島ならでは!オリーブのお土産特集

オリーブお土産を探すなら。おすすめは井上誠耕園

国道436号線沿いにある「THE STYLE SHOP mother‘s」は、小豆島のオリーブ農家・井上誠耕園が運営するショップで、小豆島産のオリーブオイルや関連商品を取り扱っています。店内では、農園で採れた新鮮なオリーブを使用した製品を購入できるほか、試食や試飲も楽しめます。小豆島の自然や風土を感じながら、こだわりのオリーブ製品を選ぶことができる魅力的なスポットです。特製のオリーブオイルとともにいただけるソフトクリームも絶品ですよ。


雄平のおすすめポイント
 

2階には、オリーブ畑や瀬戸内海を眺めながら、地元の食材を使ったピザやパスタ、カレーなどを楽しめるカフェレストランがあります。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

イチオシのお土産はこちら

(左)美容オリーブオイル(30mL)
良質なオリーブ果実から搾った天然100%のオイルです。肌にすっと馴染んでしっとり潤し、顔だけでなく、髪やひじ、かかとなど全身に使えます。無香料、無着色なのも嬉しいポイントです。※デザインはショップmother‘s限定

(中央)マリアージュジャム りんごとシナモン ふじ(120g)
青森県のりんご農家から直送された新鮮なふじりんごを使用したジャムです。井上誠耕園独自の「シナモンオリーブオイル」が決め手のこのジャムは、パンに塗って焼くとアップルパイのような美味しさに。シナモンの豊かな香りとオリーブオイルが絶妙に絡み合います。

(右)完熟オリーブオイル(90g)
完熟した3種のオリーブ果実を独自ブレンドした、井上誠耕園オリジナルのオリーブオイルです。ピリッとした辛味とまろやかでコク深い味わい、熟したフルーツの香りが特徴です。どんな料理にも合う万能オイルです。
※デザインはショップmother’s限定

ジャンボフェリーではオリーブフェアを開催中!

ジャンボフェリーの船内では9月から売店でオリーブフェアとして、オリーブのお土産を特化したコーナーを作っています。オリーブオイルからオリーブジャム、オリーブグラッセまで、バリエーションも豊富!厳選したお土産が揃っているので、観光を楽しんでいるあまり、お土産を購入する時間がなかったという方でも安心です。今回はその中からイチオシのお土産をご紹介します。

アロマオイル&ディフューザーセット

小豆島産のオリーブの木に、ジャンボフェリーの焼印を入れてアロマディフューザーに仕立てた一品です。天然素材を使用しているため、形や木目、色合いは同じものがありません。このディフューザーには、あおいで使っている@aromaさんのアロマオイルの瓶がセットになった、ジャンボフェリー限定のお土産です。

オリーブラーメン(塩スープ)2人前

小豆島の手延べ技術で作られた麺に、小豆島特産のオリーブオイルを練り込んだラーメンです。『かんすい』を使わず、手延べならではの技でほどよいコシと歯ごたえ、豊かな味わいを実現しました。塩スープはさっぱりとした和風の味わいです。

この季節ならではの「オリーブの新漬け」

小豆島のオリーブの新漬けは、収穫されたばかりのオリーブを渋抜きし塩水で漬けた、フレッシュな風味が特徴の一品です。塩味がほどよく効いた新漬けは、オリーブ本来の香りと甘みを楽しむことができ、地元ならではの季節限定の味覚として人気を博しています。食卓にそのまま並べる他、料理のアクセントとしても最適です。オリーブ公園を始め、島内のお土産屋さんで取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてください!

オリーブスポット特集

それでは続いて、小豆島のおすすめオリーブスポットをピックアップ!定番の観光名所に加えて、知る人ぞ知るスポットまでご紹介します。

オリーブリーゼント(作家:清水久和)|小豆島を象徴するアート×オリーブ

小豆島の南東部、醤油蔵が立ち並ぶ風景の一角に現れるアート作品です。オリーブの木々に囲まれた広場で、オリーブの実の形をしたモニュメントが据えられ、立派なリーゼントが思わず目をひきます。斬新なビジュアルでありながら、小豆島の古き良き風景に調和しているのが素晴らしいです。向かいにあるお宅で貸し出しているリーゼントの被り物を装着し、写真撮影を楽しむ観光客の姿が島の日常になっています。


雄平のおすすめポイント
 

小豆島を象徴するアート作品ですが、春になると桜とオリーブの共演を楽しめるお花見名所に。四季の風景を求めて小豆島を巡ってみるのも楽しいです。


小豆島オリーブ園|瀬戸内のエーゲ海と呼ばれる風景

1908年に日本で初めてオリーブの栽培が成功した場所として有名です。明治時代の政府が推進したオリーブ試作事業の一環で、地中海性気候に適した小豆島で栽培が開始されました。現在もその伝統を引き継ぎ、多くのオリーブの木々が園内を彩り、オリーブオイルや関連製品が地元の特産品として親しまれています。瀬戸内海のエーゲ海とも称される異国情緒あふれるパノラマを楽しめるのも魅力です。


雄平のおすすめポイント
 

オリーブの木々と瀬戸内海をどう切り取るか?カメラを構えながら構図を探すのが楽しいです。散策後はオリーブソフトでクールダウンしましょう!

千年オリーブ|遠く海を渡ってきた、生命力あふれる古木

小豆島の南西、前島エリアにある、樹齢千年を超えるオリーヴの大樹です。2011年3月15日の「オリーヴの日」を目前に控え、プラントハンターの西畠清順氏によってスペイン・アンダルシア州から移植されました。現在、2024年3月15日からグランドオープンした「千年オリーブテラス」の敷地内にあり、宿泊客や日帰り体験に参加する方だけが、この貴重な大樹を観賞することができます。


雄平のおすすめポイント
 

圧倒的に太い幹と、生命力あふれんばかりに輝く葉で迎えてくれる姿は、小豆島の他のオリーブの木とは一線を画す存在感を放っています。

★自分だけのお気に入りのオリーブスポットを探してみよう!

県道436号線 池田大池|緑一色の絵になるオリーブ畑

池田町から小豆島町へ向かう途中に位置する池田大池の周辺には、こぢんまりとしたオリーブ畑が広がっています。段々畑の斜面に美しく並ぶオリーブの木々と、背景にそびえる山々とのコントラストが見事です。小豆島のオリーブといえば海を思い浮かべることが多いですが、この場所では一味違った風景を楽しめます。

三都半島|小豆島の原風景を物語る、名のないオリーブ並木

三都(みと)半島の東部に現れる、名前のないオリーブ並木です。海を背にして並ぶオリーブの木々は、異国情緒を漂わせつつも、日本の離島らしい穏やかな漁村の風景も感じさせます。メジャーではないですが、小豆島の原風景を物語ってくれるイチオシのスポット。三都半島を一周する道路沿いにあるので、ドライブやサイクリングの際にぜひ探してみてください。

<コラム>春もおすすめ。桜とオリーブが織りなす「小豆島オリーブ公園」

オリーブ収穫祭が開催される「小豆島オリーブ公園」では、春になると桜とオリーブが共演する、小豆島ならではの風景を楽しむことができます。異国情緒と日本らしさが見事に融合し、独特の雰囲気が漂うこの場所は、言葉では表しきれない魅力にあふれています。ぜひ季節を変えて、3月下旬から4月上旬に訪れてみてください。

立ち寄り先

オリーブの丘散策

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