人気のトラベルライター土庄雄平✕ジャンボフェリーのコラボ連載!2024年7月1日よりのダイヤ改正を記念して、読者の皆様に、8時15分神戸発のジャンボフェリーを利用して旅する、観光情報をお届けします。
第四回目は、小豆島のご当地ソフトクリームを中心に定番観光スポットをご紹介。ぜひご覧ください。
土庄雄平
トラベルライター/フォトグラファー。雑誌や新聞、旅行情報サイトで記事を執筆するほか、数々のフォトコンテストで入賞実績をもつ。得意ジャンルは自転車旅・山岳旅・島旅・秘湯旅・旅とキャリア・グルメの6つ。ペンネームの『土庄(とのしょう)』は、トラベルライターの活動の原点となった大好きな小豆島の地名から拝借している。
夏の小豆島で楽しむ!ソフトクリーム巡りと人気観光スポットガイド
夏の小豆島で涼を感じながら、美味しいソフトクリームを楽しんでみませんか?オリーブや醤油、少し変わり種のミックスなど、島内には小豆島ならではのユニークなソフトクリームが数々揃っています。
今回は、そんなソフトクリームめぐりとともに、小豆島観光の定番スポットもご紹介!豊かな自然や歴史、そしてグルメを満喫できる小豆島の魅力を存分にお届けします。
道の駅 小豆島オリーブ公園&オリーブ園|日本のオリーブ産業の先駆け
島を巡っていると、どことなく異国情緒漂う小豆島。その立役者が、オリーブの木です。実は小豆島は、日本で初めてオリーブの栽培に成功した場所。そのため、小豆島は日本のオリーブ産業の先駆けとなり、今ではオリーブの木が島の風景に溶け込んでいます。
そんな小豆島らしいオリーブの風景を楽しめるスポットが、道の駅 小豆島オリーブ公園と小豆島オリーブ園です。オリーブ公園のトレードマークは、大きなギリシャ風車。映画『魔女の宅急便』のロケセットとして作られた建物があることでも有名で、無料で借りられるほうきにまたがって、まるで主人公のキキになったような写真を撮るのがおすすめです。
続いて訪れるオリーブ園では、日本最古のオリーブ原木を見ることができ、オリーブの木々越しに広がる瀬戸内海の絶景を楽しめます。その光景は”瀬戸内のエーゲ海”と称されるにふさわしい美しさです
小豆島オリーブ園公園 or オリーブ園|オリーブソフトクリーム
オリーブの原風景と一緒にいただきたいオリーブソフト。オリーブの葉の粉末を使用したソフトクリームです。優しい甘さとともに、鼻の中を通り抜けていくオリーブの爽やかな香りと、独特なクセがたまりません!どちらの売店でもテイクアウト可能です。
井上誠耕園|オリーブオイルのソフトクリーム
「井上誠耕園」では、バリエーション豊かなオリーブオイルを垂らしていただくソフトクリームを味わえます。優しい甘さに溶け合う、フレッシュで滋味深い味わいが絶妙なアクセントに!瀬戸内らしい柑橘系のオイルのソフトクリームが、さっぱりしていて夏におすすめです。
◆醤の郷&オリーブのリーゼント|伝統的な醤油づくりとアートに触れる
小豆島はオリーブ以外にも多彩な産業が栄えています。その中でも特に有名なのが醤油作りです。小豆島町には「醤(ひしお)の郷」と呼ばれるエリアがあり、多くの醤油蔵が軒を連ねています。ジャンボフェリーを降りてこのエリアを通り抜けると、醤油の香りが鼻をくすぐり、「ああ、小豆島に来たのだなあ」と旅情を感じずにはいられません。
今でも木桶による醤油作りにこだわり、醤油蔵を見学できる「ヤマロク醤油」や、大正初期に建てられた丸金醤油の工場の一つを改装開館した「マルキン醤油記念館」など、五感で醤油作りを学べる観光スポットが集まっています。蔵は涼しく、夏の観光にも最適です。
雄平のおすすめポイント
マルキン醤油記念館|醤油ソフト
醤の郷では、様々な、醤油を活かしたソフトクリームを味わえるのが魅力です。まず王道は「醤油ソフト」。天然醸造蔵の木桶で仕込んだ”生しょうゆ”を使っており、キャラメルのような濃厚な味わいを楽しめるソフトクリームになっています。
一徳庵|もろみソフト
続いてタケサン記念館内にある「一徳庵」では、醤油を作る過程で出来上がる”もろみ”を使ったソフトクリームを提供しています。もろみの香りと旨味がしっかり感じられ、甘すぎることのない絶妙な塩梅は、まさに大人のソフトクリームといった上品な味わいです。
つくだに屋さん|つくだにソフト
醤の町から少し北にある「つくだに屋さん」では、ユニークなつくだにソフトクリームを楽しめます。クリームには、しそ入り昆布の煮汁が練り込まれており、斬新な風味とクセになる味わいが特徴です。ハート&星型昆布の可愛らしいトッピングもポイント。
京宝亭|ひしおシェイク
「京宝亭」では、オリジナルのひしおシェイクを楽しむことができます。塩こんぶがトッピングされた醤油ゼリーと醤油風味のバニラシェイクに、バニラソフトが添えられた贅沢な一品。また、さっぱりとした柑橘系のだいだいシェイクも、この季節にぴったりのおすすめですよ!
◆三都半島|サイクリングも人気!風光明媚な島の自然に出会う
小豆島の隠れ絶景スポットである「三都(みと)半島」。島の南部に続く半島は、一見マップでは何もないように見えますが、随所に素晴らしい海の景色が続きます。特に素晴らしいのは、半島先端の釈迦ヶ鼻周辺です。高台のカーブを曲がり切れば、四国まで間近に迫る海峡の絶景が広がります。
雄平のおすすめポイント
道の駅小豆島ふるさと村|すももソフト
そんな三都半島でおすすめなのが、半島付け根にある「道の駅 小豆島ふるさと村」でいただける”すももソフト”です。シャーベットのような食感で、フルーティーな酸味があり、火照った身体に染み渡ります。海を眺める絶好のロケーションで味わうのも格別ですよ。
二十四の瞳映画村|作品の中にタイムスリップしたような時間を楽しむ
多くの作品の舞台となっている小豆島。その象徴とも言えるスポットが、日本映画と文学のテーマパーク「二十四の瞳映画村」です。瀬戸内海を望む海岸沿いに、小豆島を舞台にした映画『二十四の瞳』のロケセットを再利用して、昭和初期のノスタルジックな雰囲気を漂わせる木造校舎や村が再現されています。
映画館「松竹座」では『二十四の瞳』が常時上映されており、ファンの方はもちろん、作品を初めて観る方もその世界観を存分に楽しむことができますよ。醤丼(ひしおどん)やオリーブレモンうどんなど、名物グルメも盛りだくさんです。
小豆島の台所かまとこ|オリーブ抹茶&塩
二十四の瞳映画村に併設した「小豆島の台所かまとこ」では、珍しいミックスソフトを味わえます。オリーブ抹茶と御塩ソフトの二層からなるソフトクリームです。1個で小豆島の味覚を丸ごと味わえるのでおすすめ。もちろんそれぞれ別でオーダーするのも可能ですよ!
いかがでしたでしょうか?今回は小豆島を代表する観光スポットと、一緒に味わえる絶品ソフトクリームをご紹介しました。暑い夏だからこそ、ソフトクリームを楽しみに島を巡ってみてください。
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